KUONシワシワナイロンの秘密

シワシワなナイロン

こんにちは、長谷川です。

ナイロンと言えば『シワシワのやつですよね?』と、言うぐらい私の中では生活に溶け込んでいるKUONのシワシワナイロン。ナイロンがツルツルしていることを忘れてしまうぐらい。。。

そしてまだ、皆様の生活にKUONのシワシワナイロンは溶け込んでいないはず。
シワシワナイロン最高なので、皆様の生活にも溶け込んでもらえたら嬉しいです。

(シワシワナイロンのデザインも素敵なのですが、ナイロンの機能を向上させていて本当に良いのです!)

ナイロンと言えば

ナイロン

ナイロンと言えば、
皆様思い浮かぶのはスキーウェアとかウィンドブレーカーで使用される、上の写真の様にツルツルしたものだと思います。

今でこそKUONのシワシワナイロンに侵されていますが、私も以前はこちらのツルツルしたものこそナイロンだと信じていました。

ナイロン生地は、摩擦に強く、耐久性もあって、軽くて、扱いやすいので、洋服からバッグまで幅広く使用されている万能生地。

それでは、そんな万能生地をシワシワにした、KUONのシワシワナイロンを見ていきましょう。

塩縮ナイロン

塩縮ナイロン

こちらがKUONのシワシワナイロンで、何度も書きますが私の中では『ナイロン=シワシワナイロン』

和紙や着物のちりめんの様な表情をもったシワシワナイロンをKUONでは『塩縮ナイロン』と呼びます。

塩縮ナイロンについて簡単に解説しますと、、、

ナイロンの繊維を特殊な薬品で膨潤させて、糸に膨らみを持たせることで繊維の体積を増やし、生地を縮ませ目が詰まった風合いを付与。さらに、生地を揉みこんで表面に凹凸を出す加工を施したもの。揉みこむことで毛羽感が生じて、ナイロン生地には珍しい"ぬめり"があるのも特徴です。

難しいですよね。。。要は特殊な技術で縮ませて、表面を凹凸させる加工を施したナイロン生地です。

Mesh Lined Salt Shurunk Nylon Coat

Mesh Lined Salt Shurunk Nylon Coat

塩縮加工されたナイロン生地は、縮んで目が詰まるので通常のナイロンよりも丈夫になるし、防風性、撥水機能が向上します。そして、凸凹させることによって肌に当たる面積が小さくなり、肌に張り付くこともありません。なので、6月から7月の梅雨時期のレインコートとしても活躍するアイテム。

ちなみに、先日の東京を襲った大雪の日にも塩縮ナイロンのコートが活躍しました。

Salt Shurunk Nylon Coaches Jacket-Sakiori-

Salt Shurunk Nylon Coaches Jacket-Sakiori-

さらに、ナイロン生地はシワがつきやすく、取れない。。。塩縮加工で最初からシワシワにしてしまえば、シワを気にしないで着用できて、もっとアクティブになれます。

伝統×化学の融合が面白い

『ナイロンをちりめんや和紙の様な表情にさせるだけでも、面白いなぁ』と、思ってしまいましたが、それだけではありません。

『伝統×化学の融合』をご覧ください。

Salt Shurunk Nylon Coaches Jacket-Sakiori-

Salt Shurunk Nylon Coaches Jacket-Sakiori-

裂き織り×塩縮ナイロン。

Salt Shurunk Nylon Shorts-Boro-

Salt Shurunk Nylon Shorts-Boro-(3月上旬発売予定)

ボロ×塩縮ナイロン。

昔の人々のモノを大事にする精神性から生まれた、伝統的な裂き織りと襤褸に現代の化学技術が融合。

正反対なモノ同士の融合の意外性が面白いし、何よりカッコ良いから成立しています。

KUONのシワシワナイロンの機能性、デザイン性、意外性。是非お楽しみください。

最後までありがとうございました。

本日ご紹介した、塩縮ナイロンアイテムはこちらから。

 

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